第60回京都市民読書会の概要が決まりましたのでご案内させていただきます。
(昨年の京都新聞に京都市民読書会の記事が掲載されました。よろしければご覧ください→ 記事

今回取り上げる作品は、石牟礼道子『あやとりの記』(福音館文庫)です。

幼子と「魂のよい」ひとたちと、移ろいゆく自然と――。
もはや現代の古典といえる『苦海浄土』の著者が、有機水銀に侵され失われてしまった故郷のむかしを自伝的に描く、石牟礼文学の記念碑的一作。
幼子のみっちんは、火葬場の隠亡「岩殿」、〈あいさつのよい〉大男の孤児「ヒロム兄やん」、それにいつも懐に犬を入れた女乞食「犬の仔せっちゃん」など、この世のかたすみで生きているようなひとたち――それは、すでに「すこし神さまになりかけて」もいるひとたちなのですが――にみちびかれ、土地の霊たちと交わっていきます。話におかしみを添えるのは、筵の代りに三十畳もある〈うーぎんたま〉を貸してくれる古狸の「大寺のおんじょ」や、大廻りの塘のおぎんじょ(狐)といった動物たち。それらも神の側にいる「あの衆たち」です。
個人的体験を超えたこの世の神秘が、あたたかみある熊本方言でつづられる、人と自然との復権の書。

amazon内容紹介より)



この石牟礼道子読書会が開かれる9月には、NHKの番組「100分 de 名著」で石牟礼道子の『苦海浄土』が取り上げられる予定です。そちらも合わせて是非!

難解な文学論を熱烈に闘わせるような会ではないので、気楽にご参加下さい。「議論」よりも「会話」の会です。無理に発言を求めるということはありません。初参加、小説なんて普段読まないという方、大歓迎です!

京都市民読書会という名前ですが、京都市民「の」読書会ではなく、京都「の」市民読書会なので、京都市在住でない方もご参加いただけます。実際、参加者のほぼ半数が京都市外からの参加者です。
また、これまでの参加者も学生、仕事をしている人・していない人、15歳からから80代までと幅広いので、自分は場違いではないだろうかなどとためらわず気楽にいらっしゃってください。国籍も問いません。

参加希望者がかなり多くなることが予想されますので、参加をご希望される方はなるべく早くお申し込みください。
こちらで予定している定員に達し次第、参加申込受付を締め切らせていただきます。

たくさんの方のご参加をお待ちしております。

new_IMG_1076.jpg

(先日の読書会後に鴨川で行われた「夏に読む!」文学展示。参加者の許可を得て掲載します。)


日時:9月25日(日)午後2時より
場所:京都市内のカフェ
予算:各自の飲食代+部屋代500円程度(高校生以下は部屋代不要)
定員:20名
参加方法:下記の京都・大阪市民読書会のメールアドレス宛に件名を「『あやとりの記』読書会参加希望」として、次の2点を記してご連絡ください。
①読書会での呼び名(本名orニックーネーム・ハンドルネーム)
②京都府内在住か京都府外在住か
(例/はじめまして。読書会へ参加を希望します。①ゆたか②府外在住以上。)

京都・大阪市民読書会twitter: @KyotoBookClub 
京都・大阪市民読書会e-mail:japanbookclub@gmail.com
京都・大阪市民読書会blog:http://kyotobookclub.blog.fc2.com/
過去の課題本: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

ご質問などはメールでお気軽にお問い合わせください。

【読書会の進め方について】

読書会の初めに自己紹介の時間を設けさせて頂きます。
ごく簡単にでかまいませんので「課題本の全体的な印象」と、もしありましたら「他の参加者に聞いてみたいこと」の二点をお話し下さい。
それを念頭に置いて、参加者全員で気になるところを具体的に取り上げながら作品を辿り直していき、最後にもう一度作品全体についてお話できたらと思います。
部分と全体を循環しながら一冊の本を「共に」読んでいくことは、「一人で」する読書とは違う面白さがあると思います。
作品の声を皆で共に丁寧に聴くことで、同じ作品を共有する他の人の声を聴くことのできる、「耳澄ます場」にしたいと思っています。

本が好きな方々と素敵なひとときを過ごせるのを楽しみにしています。

*本会は異業種交流会や婚活パーティーの類ではないので(それらを否定するつもりはありません)、本を離れて他の参加者のプライベートを詮索することはご遠慮ください。
*読書会内外でいわゆるヘイトスピーチとされる発言をする方の参加はお断りします。国籍や出身地・職業を問わず、誰もが安心して楽しく参加できる読書会にするためです。

京都・大阪市民読書会連絡担当 ゆたか

澤田瞳子『若冲』読書会へのお誘い

崔実(チェシル)『ジニのパズル』読書会へのお誘い

comment iconコメント ( -0 )

コメントの投稿






trackback iconトラックバック ( -0 )

Trackback URL:

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。