第20回大阪市民読書会の概要が決まりましたのでご案内させていただきます。


今回取り上げる作品はウィリアム・フォークナー『八月の光』です。

「臨月の田舎娘リーナ・グローヴが自分を置去りにした男を求めてやってきた南部の町ジェファスン。そこでは白い肌の中に黒い血が流れているという噂の中で育ち、「自分が何者かわからぬ」悲劇を生きたジョー・クリスマスがリンチを受けて殺される――素朴で健康な娘と、南部の因襲と偏見に反逆して自滅する男を交互に描き、現代における人間の疎外と孤立を扱った象徴的な作品である。」(裏表紙より)

前々回の大阪市民読書会で取り上げたガルシア=マルケスに大きな影響を与えた作家ということで取り上げることにしました。日本の作家にも、中上健次や村上春樹などフォークナーの影響を受けた作家は多いですね。

本当はタイトル通りに八月中に取り上げたかったのですが、都合により十月に読書会は開かれることになりました。告知だけでも八月の最後の日にできてよかったです。さらば、夏の光よ!
「やがてぼくたちは冷たい暗闇のなかに沈むだろう、/さようなら、短すぎた夏の激しい光よ!/もう聞こえる、陰鬱なひびきを立てて/中庭の敷石に 落ちる薪の音が。」(ボードレール『悪の華』の「秋の歌」より)

たくさんの方々とこの作品を共にすることを楽しみにしています。

・日時:10月5日(日)午後1時半より
・場所:大阪市内のカフェ
・予算:各自の飲食代のみ
・定員:12名程度
(定員を超えた場合は申し込みを締め切らせて頂くか、午前・午後の二部に分けて開催させて頂きます。そのため時間調整などをお願いすることがあるかもしれませんが、ご協力よろしくお願いします)
・参加方法:下記の京都・大阪市民読書会のメールアドレス宛に件名を「フォークナー読書会参加希望」として参加の旨ご連絡ください。必要事項はお名前だけです。本名でもニックネームでもかまいません。読書会の連絡や当日お呼びするのに都合のいいお名前をお知らせ下さい(私は読書会では「ゆたか」と名乗っています)。

京都・大阪市民読書会twitter: @KyotoBookClub 
京都・大阪市民読書会e-mail: japanbookclub@gmail.com
京都・大阪市民読書会blog: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/

ご質問などありましたらメールでお気軽にお問い合わせください。

読書会当日は初めに自己紹介の時間を設けさせて頂きますので、そこで簡単な自己紹介に加えて(名刺代わりの本の紹介歓迎します)、「課題本の全体的な印象、特に気に入った作品」と「他の参加者に聞いてみたいこと」の二点をお話し下さい。それを念頭において参加者全員で気になるところを具体的に取り上げながら作品を辿り直していき、最後にもう一度作品全体についてお話できたらと思います。

部分と全体を往復しながら一冊の本を「共に」読んでいく作業は一人で読むこととはまったく違った経験で、そんな風に一冊の本を誰かと共有できるのが読書会の面白さだと思います。
本読書会では、本と読書会参加者の「声を聴く」ということを大切にしたいと思っています。

初参加の方も大阪市民でない方も大歓迎です。年齢も問いません。
これまでの参加者も高校生から主婦、会社員、15歳からから60代までと幅広いので、自分は場違いではないだろうかなどとためらわず気楽にいらっしゃってください。
読書会について何かわからないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。

本が好きな方々と素敵なひとときを過ごせるのを楽しみにしています。

* 本会は異業種交流会や婚活パーティーの類ではないので(それらを否定するつもりはありません)、本を離れて他の参加者のプライベートを詮索することはご遠慮ください。
* 二次会などは予定しておりません。

京都・大阪市民読書会連絡担当 ゆたか

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名前: - [Edit] 2014-09-02 16:35

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