こんばんは。

第39回京都市民読書会の概要が決まりましたのでご案内させていただきます。
西加奈子『通天閣』読書会(2月15日)の参加者も募集中です。
http://kyotobookclub.blog.fc2.com/blog-entry-45.html

さて、今回取り上げる作品は、
アゴタ・クリストフ『悪童日記』(堀茂樹訳、ハヤカワepi文庫)です。

大阪市民読書会の方で一度取り上げたことのある作品ですが、今年の読書会テーマの一つである「はじめての海外文学」に相応しい作品であることと、昨年映画化されたということもあり、京都市民読書会でも課題本として取り上げることにしました。

戦争が激しさを増し、双子の「ぼくら」は、小さな町に住むおばあちゃんのもとへ疎開した。その日から、ぼくらの過酷な日々が始まった。人間の醜さや哀しさ、世の不条理―非情な現実を目にするたびに、ぼくらはそれを克明に日記にしるす。戦争が暗い影を落とすなか、ぼくらはしたたかに生き抜いていく。人間の真実をえぐる圧倒的筆力で読書界に感動の嵐を巻き起こした、ハンガリー生まれの女性亡命作家の衝撃の処女作。(文庫裏表紙より)



映画の予告編→ https://www.youtube.com/watch?v=GG2Ay13J9TQ

たくさんの方のご参加をお待ちしております。


日時:3月1日(日)午後2時より(午前の部がある場合は午前10時より)
場所:京都市内のカフェ
予算:各自の飲食代のみ(お店を貸切にする場合は別途場所代500円程度いただく可能性があります。高校生以下は場所代不要。)
定員:20名。但し、参加希望者が多くなった場合は、午前にもう一枠設けてそちらでの参加をお願いする場合があります。午前の部が開かれるか否かについては読書会の一週間前に申し込みしていただくか、お問い合わせしていただいた方にご連絡させていただきます。
参加方法:下記の京都・大阪市民読書会のメールアドレス宛に件名を「『悪童日記』読書会参加希望」として、次の3点を記してご連絡ください。
①読書会での呼び名(本名orニックーネーム・ハンドルネーム)
②京都府内在住か京都府外在住か
③午前の部に回る可能性があっても構わないかどうか。
(例/①ゆたか②府外在住③午前でも可)

京都・大阪市民読書会twitter: @KyotoBookClub 
京都・大阪市民読書会e-mail:japanbookclub@gmail.com
京都・大阪市民読書会blog: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/
過去の課題本: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

ご質問などはメールでお気軽にお問い合わせください。

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【読書会の進め方について】

読書会の初めに自己紹介の時間を設けさせて頂きます。
ごく簡単にでかまいませんので「課題本の全体的な印象」と、もしありましたら「他の参加者に聞いてみたいこと」の二点をお話し下さい。
それを念頭に置いて、参加者全員で気になるところを具体的に取り上げながら作品を辿り直していき、最後にもう一度作品全体についてお話できたらと思います。
部分と全体を往復しながら一冊の本を「共に」読んでいくことは、「一人で」する読書とは違う面白さがあると思います。
作品の声を皆で共に丁寧に聴くことで、同じ作品を共有する他の人の声を聴くことのできる、「耳澄ます場」にしたいと思っています。

初参加の方も京都市民でない方も大歓迎です(毎回初参加の方も京都府外の方も多いです)。年齢も問いません。
これまでの参加者も学生から主婦、会社員、15歳からから60代までと幅広いので、自分は場違いではないだろうかなどとためらわず気楽にいらっしゃってください。

本が好きな方々と素敵なひとときを過ごせるのを楽しみにしています。

*本会は異業種交流会や婚活パーティーの類ではないので(それらを否定するつもりはありません)、本を離れて他の参加者のプライベートを詮索することはご遠慮ください。
*読書会内外でいわゆるヘイトスピーチとされる発言をする方の参加はお断りします。国籍や出身地・職業を問わず、誰もが安心して楽しく参加できる読書会にするためです。


京都・大阪市民読書会連絡担当 ゆたか


こんばんは。

第22回大阪市民読書会の概要が決まりましたのでご案内させていただきます。
京都市民読書会のアラン・ベネット『やんごとなき読者』読書会(2月1日)の参加者も募集中です。
http://kyotobookclub.blog.fc2.com/blog-entry-44.html

今回取り上げる作品は、今月の15日に西加奈子さんが直木賞を受賞されたことを記念して、
西加奈子『通天閣』(ちくま文庫)を課題本として取り上げたいと思います。

『さくら』で彗星のように華やかなデビューを飾った西加奈子の第4作にあたる長編小説。冬の大阪ミナミの町を舞台にして、若々しく勢いのある文体で、人情の機微がていねいに描かれていく。天性の物語作者ならではの語り口に、最初から最後までグイグイと引き込まれるように読み進み、クライマックスでは深い感動が訪れる。このしょーもない世の中に、救いようのない人生に、ささやかだけど暖かい灯をともす絶望と再生の物語。この作品で第24回織田作之助賞を受賞している。
(文庫裏表紙より)


どうしようもない人々が醸し出す、得体の知れないエネルギーが溢れている大阪ミナミ。社会の底辺でうごめく人々の愚かなる振る舞いや、おかしな言動が町を彩っている。主人公は、夢を失いつつ町工場で働く中年男と恋人に見捨てられそうになりながらスナックで働く若い女。八方ふさがりに見える二人は、周りの喧噪をよそに、さらに追い込まれていく。ところが、冬のある夜、通天閣を舞台に起こった大騒動が二人の運命を変えることに…。
(筑摩書房HPより)


大阪に大変所縁のある作家さんなので京都市民読書会ではなく大阪市民読書会の方ですることにしました。

たくさんの方のご参加をお待ちしております。


日時2月15日(日)午後2時より(午前の部がある場合は午前10時より)
場所:大阪市内のカフェ
予算:各自の飲食代のみ
定員:15名程度。定員を超えても参加をお断りすることは基本的にありません。但し、参加希望者が定員を大幅に超過する場合は、午前にもう一枠設けてそちらでの参加をお願いする場合がありますので調整にご協力ください。
参加方法:下記の京都・大阪市民読書会のメールアドレス宛に件名を「西加奈子読書会参加希望」として、次の三点を記してご連絡ください。
①読書会での呼び名(本名かニックーネーム・ハンドルネーム)
②大阪府内在住か大阪府外在住か
③午前の部に回る可能性があっても構わないかどうか。
(例/①ゆたか②府外在住③午前でも可)

京都・大阪市民読書会twitter: @KyotoBookClub 
京都・大阪市民読書会e-mail:japanbookclub@gmail.com
京都・大阪市民読書会blog: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/
過去の課題本: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

ご質問などはメールでお気軽にお問い合わせください。

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(前回の読書会の様子。参加者の許可を得て掲載します。)

【読書会の進め方について】

読書会の初めに自己紹介の時間を設けさせて頂きます。
ごく簡単にでかまいませんので「課題本の全体的な印象」と、もしありましたら「他の参加者に聞いてみたいこと」の二点をお話し下さい。
それを念頭に置いて、参加者全員で気になるところを具体的に取り上げながら作品を辿り直していき、最後にもう一度作品全体についてお話できたらと思います。
部分と全体を往復しながら一冊の本を「共に」読んでいくことは、「一人で」する読書とは違う面白さがあると思います。
作品の声を皆で共に丁寧に聴くことで、同じ作品を共有する他の人の声を聴くことのできる、「耳澄ます場」にしたいと思っています。

初参加の方も京都市民でない方も大歓迎です(毎回初参加の方も京都府外の方も多いです)。年齢も問いません。
これまでの参加者も学生から主婦、会社員、15歳からから60代までと幅広いので、自分は場違いではないだろうかなどとためらわず気楽にいらっしゃってください。

本が好きな方々と素敵なひとときを過ごせるのを楽しみにしています。

*本会は異業種交流会や婚活パーティーの類ではないので(それらを否定するつもりはありません)、本を離れて他の参加者のプライベートを詮索することはご遠慮ください。
*読書会内外でいわゆるヘイトスピーチとされる発言をする方の参加はお断りします。国籍や出身地・職業を問わず、誰もが安心して楽しく参加できる読書会にするためです。


京都・大阪市民読書会連絡担当 ゆたか



新年あけましておめでとうございます。
京都市民読書会連絡担当のゆたかです。

昨年は何かとお世話になりまして、大変ありがとうございました。
今年は読書会運営テーマを「参加しやすい読書会」として、
引き続き開かれた「場」を皆さんと共につくっていこうと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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(前回読書会の様子。参加者の許可を得て一部掲載します。)


さて、第38回京都市民読書会の概要が決まりましたのでご案内させていただきます。

今年は昨年までとは少し違った試みを混ぜていきます。
読書会に参加される方の傾向として、日本の小説を海外の翻訳小説よりも好んで読まれる方が多いのですが、「海外の翻訳小説もけっこう面白い!」ということを知っていただこうということで、ユーラシア大陸の西の端から本で旅をしていくような選書をしていこうと考えています。
作品の長さや価格、そして何らかの意味でその国の歴史や性質をよく表していることなどを考慮して選書ていきます。
具体的に取り上げる国は、イギリス、ドイツ、チェコ、トルコ、ロシア、韓国、中国、南米などを考えていますが、変更の可能性もあります。
普段はあまり本を読まないけれども、その国に興味があるからその国の小説も読んでみようかなという方、大歓迎です!
(「世界を旅する読書会」シリーズ以外の、通常の読書会も開催する予定です。)

さて、今回取り上げる作品は、
アラン・ベネット『やんごとなき読者』(市川恵里訳、白水社)です。

なんとチャーミングな本だろう。英国の女王陛下が齢八十近くにして突如、猛烈な読書熱にとりつかれるという、オプシマス(晩学者)の目覚めを描いた王室コメディー。王室風刺はイギリス文学のおはこである。

ある日、エリザベス二世は愛犬を追いかけて移動図書館に入りこむ。兎を追って穴に落ちたアリスのように、その時から不思議の国への冒険が始まった。書記に抜擢した若者の助力で次々と小説や詩集にのめりこみ、公務も上の空、園遊会や会談で文学を論じ、ついに周囲はアルツハイマー病を疑うことに。本書解説者によれば、イギリスの上流階級には「物知らず」を美徳とするところがあるのだ。

なにしろ陛下であるから権威にもひるまない。大家とその傑作をばしばしと斬る。過去の方ばかり向いているプルーストには「しっかりしなさいよ」と言いたくなり、ヘンリー・ジェイムズの回りくどい文章に「さっさと先に行きなさいよ」と一喝。しかしジェイムズの読みにくい文体からも陛下は学ぶ。そう、人の気持ちを思いやるということを!(このくだりは爆笑もの)。本作自体が痛快な文学批評にもなっているのだ。

陛下は首をかしげる。世果中のあらゆるものを実物で見てきたのに、紙上のお話になぜこうも心揺さぶられるのか。「文学の共和国」に「無名の人」として分けいるうち、自分は「ふつうの人間ごっこ」をしていただけだと気づき、これまでの人生を取り戻すべく、ますます書物の深みへ。本書は、女王陛下なりの『失われた時を求めて』とも言えるだろう。さて、その人が新たに向かう先は?

本書邦題から、ヴァージニア・ウルフの評論書『一般読者(The Common Reader)』を想起し、原題を見てみると The Uncommon Readerとあった。作者の姓が、『一般読者』でウルフにこき下ろされた作家アーノルド・ベネットと同じなのも気になる点。ベネットの末裔が題名をもじって酷評に一矢報いたのでは?などと勘ぐったが、こんな邪推まじりの読書は英国的美徳とは言えまい。

(朝日新聞書評欄の鴻巣友季子(翻訳家)さんの評より) 
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2011071704284.html 



たくさんの方のご参加をお待ちしております。


日時:2月1日(日)午後2時より(午前の部がある場合は午前10時より)
場所:京都市内のカフェ
予算:各自の飲食代のみ(お店を貸切にする場合は別途場所代500円程度いただく可能性があります。高校生以下は場所代不要。)
定員:定員は特に設けません。但し、参加希望者が多くなった場合は、午前にもう一枠設けてそちらでの参加をお願いする場合があります。午前の部が開かれるか否かについては読書会の一週間前に申し込みしていただくか、お問い合わせしていただいた方にご連絡させていただきます。
参加方法:下記の京都・大阪市民読書会のメールアドレス宛に件名を「やんごとなき読書会参加希望」として、次の3点を記してご連絡ください。
①読書会での呼び名(本名orニックーネーム・ハンドルネーム)
②京都府内在住か京都府外在住か
③午前の部に回る可能性があっても構わないかどうか。

京都・大阪市民読書会twitter: @KyotoBookClub 
京都・大阪市民読書会e-mail:japanbookclub@gmail.com
京都・大阪市民読書会blog: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/
過去の課題本: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

ご質問などはメールでお気軽にお問い合わせください。

【読書会の進め方について】

読書会の初めに自己紹介の時間を設けさせて頂きます。
ごく簡単にでかまいませんので「課題本の全体的な印象」と、もしありましたら「他の参加者に聞いてみたいこと」の二点をお話し下さい。
それを念頭に置いて、参加者全員で気になるところを具体的に取り上げながら作品を辿り直していき、最後にもう一度作品全体についてお話できたらと思います。
部分と全体を往復しながら一冊の本を「共に」読んでいくことは、「一人で」する読書とは違う面白さがあると思います。
作品の声を皆で共に丁寧に聴くことで、同じ作品を共有する他の人の声を聴くことのできる、「耳澄ます場」にしたいと思っています。

初参加の方も京都市民でない方も大歓迎です(毎回初参加の方も京都府外の方も多いです)。年齢も問いません。
これまでの参加者も学生から主婦、会社員、15歳からから60代までと幅広いので、自分は場違いではないだろうかなどとためらわず気楽にいらっしゃってください。

本が好きな方々と素敵なひとときを過ごせるのを楽しみにしています。

*本会は異業種交流会や婚活パーティーの類ではないので(それらを否定するつもりはありません)、本を離れて他の参加者のプライベートを詮索することはご遠慮ください。
*読書会内外でいわゆるヘイトスピーチとされる発言をする方の参加はお断りします。国籍や出身地・職業を問わず、誰もが安心して楽しく参加できる読書会にするためです。


京都・大阪市民読書会連絡担当 ゆたか