第5回大阪市民読書会の概要が決まりましたのでご案内させていただきます。

今回取り上げる作品はサン=テグジュペリ『人間の土地』(新潮文庫)です。

「ぼくは、アルゼンチンにおける自分の最初の夜間飛行の晩の景観を、いま目のあたりに見る心地がする。それは、星かげのように、平野のそこここに、ともしびばかりが輝く暗夜だった。/あのともしびの一つ一つは、見わたすかぎり一面の闇の大海原の中にも、なお人間の心という奇跡が存在することを示していた。あの一軒では、読書したり、思索したり、打明け話をしたり、この一軒では、空間の計測を試みたり、アンドロメダの星雲に関する計算に没頭したりしているかもしれなかった。また、かしこの家で、人は愛しているかもしれなかった。それぞれの糧を求めて、それらのともしびは、山野のあいだに、ぽつりぽつりと光っていた。中には、詩人の、教師の、大工さんのともしびと思しい、いともつつましやかなのも認められた。しかしまた他方、これらの生きた星々のあいだにまじって、閉ざされた窓々、消えた星々、眠る人々がなんとおびただしく存在することだろう……。/努めなければならないのは、自分を完成することだ。試みなければならないのは、山野のあいだに、ぽつりぽつりと光っているあのともしびたちと、心を通じあうことだ。」(『人間の土地』序文より)
http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E5%9C%9F%E5%9C%B0-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%B5%E3%83%B3-%E3%83%86%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%9A%E3%83%AA/dp/4102122028

imagesCAH93NMD.jpg


・日時:3月24日(日)午後2時より
・場所:梅田茶屋町周辺ののカフェ(詳細は後日参加予定者にお知らせします)
・予算:各自の飲食代のみ
・定員:12名程度
・参加方法:下記の京都・大阪市民読書会のe-mailアドレス宛に件名「空飛ぶ読書会参加希望」で参加の旨ご連絡ください。

京都・大阪市民読書会のtwitter: @KyotoBookClub 
京都・大阪市民読書会e-mail: japanbookclub@gmail.com
京都・大阪市民読書会mixi: http://mixi.jp/view_community.pl?id=5491188
京都・大阪市民読書会blog: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/

ご質問などはtwitterでもmixiでもe-mailでもお気軽にお問い合わせください。

読書会の流れは、まず最初に簡単に自己紹介をしていただき、その際に課題本についての全体的な印象と、他の参加者に聞いてみたいことの二点を、どんなことでもかまいませんので、一言二言お話していただこうと思います。そしてそれを念頭に置きながら、参加者全員で気になる部分を具体的に取り上げながら物語を辿り直していき、最後にもう一度、作品の全体についてお話できたらと思います。

しかし実際の読書会は、なかなかこの通りにはいかず、部分と全体を絶えず往復することになるかと思います。そういう風に一冊の本を「共に」読むことは、「一人で」読むこととはかなり違う経験で、それが読書会の面白いところだと思います。

初参加の方も、大阪市民でない方も大歓迎です。年齢も問いません。
たくさんの方のご参加をお待ちしています。

*注意:本会は異業種交流会や婚活パーティーの類ではないので(それらを否定するつもりはありません)、本を離れて他の参加者のプライベートを詮索することはご遠慮ください。

スポンサーサイト


第20回京都市民読書会の概要が決まりましたのでご案内させていただきます。
なお、第4回大阪市民読書会(円地文子『女坂』)も2月17日まで募集を続けています。
http://kyotobookclub.blog.fc2.com/blog-entry-3.html

今回取り上げる作品は水上勉『櫻守』 (新潮文庫)です。

「ソメイヨシノは堕落した品種、本当に美しい桜は――。桜文学の最高傑作。――――丹波の山奥に大工の倅として生れ、若くして京の植木屋に奉公、以来、四十八歳でその生涯を終えるまで、ひたむきに桜を愛し、桜を守り育てることに情熱を傾けつくした庭師弥吉。その真情と面目を、滅びゆく自然への深い哀惜の念とともに、なつかしく美しい言葉で綴り上げた感動の名作『櫻守』。他に、木造建築の伝統を守って誇り高く生きる老宮大工を描いた長編『凩』を併せ収める。」(新潮社HPより)
http://www.amazon.co.jp/%E6%AB%BB%E5%AE%88-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B0%B4%E4%B8%8A-%E5%8B%89/dp/4101141096

桜文学の最高傑作という出版社の売り文句が本当かどうかわかりませんが、西宮や京都、向日町など、わたしたちに身近な土地が舞台となっていて、関西の言葉が美しく響く作品です。
本格的に桜の花が咲き始める前の読書会ですが、課題本だけでなく、桜や春を主題とした小説や詩、あるいはモデルの一人である笹部新太郎さんのお話などを皆さんと愉しめる、いつもと少し雰囲気の違う読書会になればいいなと思っています。

・日時:3月10日(日)午後2時より
・場所:京都市内のカフェ(詳細は後日参加予定者にお知らせします)
・予算:各自の飲食代のみ
・定員:6名程度(定員を超えた場合も基本的には参加を希望される方は受け入れています。ただ時間などの調整にご協力いただく可能性があります。)
・参加方法:下の京都・大阪市民読書会のe-mailアドレス宛に件名「桜の読書会参加希望」で参加の旨ご連絡ください。

京都・大阪市民読書会のtwitter: @KyotoBookClub 
京都・大阪市民読書会e-mail: japanbookclub@gmail.com
京都・大阪市民読書会mixi: http://mixi.jp/view_community.pl?id=5491188
京都・大阪市民読書会blog: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/
ご質問などはtwitterでもmixiでもe-mailでもお気軽にお問い合わせください。

読書会の流れは、まず最初に簡単に自己紹介していただき、その際に課題本についての全体的な印象と、他の参加者に聞いてみたいことの二点を、どんなことでもかまいませんので、一言二言お話していただこうと思います。そしてそれを念頭に置きながら、参加者全員で気になる部分を具体的に取り上げながら物語を辿り直していき、最後にもう一度、作品の全体についてお話できたらと思います。

しかし実際の読書会は、なかなかこの通りにはいかず、部分と全体を絶えず往復することになるかと思います。そういう風に一冊の本を「共に」読むことは、「一人で」読むこととはかなり違う経験で、それが読書会の面白いところだと思います。

初参加の方も、京都市民でない方も大歓迎です。年齢も問いません。
春の前祝いのような愉しい「桜の」読書会の時間を皆さまと共有できることを楽しみにしています。


*注意:本会は異業種交流会や婚活パーティーの類ではないので(それらを否定するつもりはありません)、本を離れて他の参加者のプライベートを詮索することはご遠慮ください。

第四回大阪市民読書会の概要が決まりましたのでご案内させて頂きます。

第四回大阪市民読書会
課題本:円地文子『女坂』新潮文庫)

「明治初期、世に時めく地方官吏白川行友の妻倫(とも)は、良人に妾を探すために上京した。妻妾を同居させ、小間使や長男の嫁にまで手を出す行友に、ひとことも文句を言わずじっと耐える倫。彼女はさらに息子や孫の不行跡の後始末に駈けまわらねばならなかった。すべてを犠牲にして「家」という倫理に殉じ、真実の「愛」を知ることのなかった女の一生の悲劇と怨念を描く長編。」(裏表紙より)
http://www.amazon.co.jp/%E5%A5%B3%E5%9D%82-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%86%86%E5%9C%B0-%E6%96%87%E5%AD%90/dp/4101127026/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1359976302&sr=1-1

・日時:2月23日(土) 14時より
・場所:大阪梅田茶屋町周辺のカフェ(詳細は後日参加予定者にお知らせします)
・予算:各自の飲食代のみ
・定員:12名
・参加条件:課題本を読んでくることに加え、課題本を最新版の新潮文庫とページ数が合うものでご用意下さい。
・募集の締め切り:2月17日(日)(それまでに定員に達した場合は募集を締め切らせて頂きます)
・参加方法: 以下の三つの連絡先のいずれかの方法から参加の旨お伝えください。

京都・大阪市民読書会のtwitter: @KyotoBookClub 
京都・大阪市民読書会E-mail: japanbookclub@gmail.com
京都・大阪市民読書会(mixi):http://mixi.jp/view_community.pl?id=5491188

ご質問などはtwitterでもmixiでもE-mailでもお気軽にお問い合わせください。


読書会では、まず最初に簡単に自己紹介していただき、その際に【課題本についての全体的な印象】と【他の参加者に聞いてみたいこと】の二点を、どんなことでもかまいませんので、一言二言お話していただきます。
それを念頭に置きながら、参加者の気になった部分を具体的に取りあげて物語を辿り直していき、最後にもう一度、作品の全体についてお話ししたいと思っています。

実際の読書会は、なかなかこの通りにはいかず、部分と全体を絶えず往復することになるかと思いますが、一冊の本を「共に」読むことは、「一人で」読むこととはかなり違う経験で、そしてそれは読書会の醍醐味でもあると思います。

初参加の方も、大阪市民でない方も大歓迎です。年齢も問いません。
たくさんの方とこの作品を共有できることを楽しみにしています。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。