(定員に達しましたので、この読書会の参加申し込み受付は締め切らせていただきます。)


第54回京都市民読書会の概要が決まりましたのでご案内させていただきます。
(昨年の京都新聞に京都市民読書会の記事が掲載されました。よろしければご覧ください→ 記事

今回の課題本はカズオ・イシグロ『わたしを離さないで』(ハヤカワepi文庫)です。

実は今月の21日に同じ課題本ですでに読書会を開いたのですが、そちらは京都市民読書会5周年記念読書会で、また課題本も有名かつ現在綾瀬はるか主演のドラマが放映中ということもありとても人気のある作品なので、5周年記念読書会なのにこれまでの参加者が定員の関係であまり参加できないのではないかという懸念があり、非公開とさせていただきました(非公開にもかかわらず告知後20時間ほどで満席となりました)。申し訳ありませんでした。

読書会を非公開とすることは本会の理念に背きますし、また既参加者・初参加者の方共に『わたしを離さないで』読書会に参加していただけなかった方が多数いらっしゃるので、再度『わたしを離さないで』読書会を開催することになりました。

今回は事情がありバリアフリー環境で開催する必要があるため人数が小規模となりましたが、普段よりしゃべりやすい会になるかと思います。

難解な文学論を熱烈に闘わせるような会ではないので、気楽にご参加下さい。無理に発言を求めるということはありません。初参加、小説なんて普段読まないという方、大歓迎です!

京都市民読書会という名前ですが、京都市民「の」読書会ではなく、京都「の」市民読書会なので、京都市在住でない方もご参加いただけます。実際、参加者のほぼ半数が京都市外からの参加者です。
また、これまでの参加者も学生、フリーター、主婦、会社員、15歳からから80代までと幅広いので、自分は場違いではないだろうかなどとためらわず気楽にいらっしゃってください。

参加希望者がかなり多くなることが予想されますので、参加をご希望される方はなるべく早くお申し込みください。
こちらで予定している定員に達し次第、参加申込受付を締め切らせていただきます。

たくさんの方のご参加をお待ちしております。


日時:2016年3月13日(日)午後1時より
場所:京都市内の予定
予算:各自の飲食代
定員:8名
参加方法:下記の京都・大阪市民読書会のメールアドレス宛に件名を「イシグロ読書会参加希望」として、次の2点を記してご連絡ください。
①読書会での呼び名(本名orニックーネーム・ハンドルネーム)
②京都府内在住か京都府外在住か
(例/こんにちは。読書会へ参加を希望します。①ゆたか②府内在住。よろしくお願いします。)

京都・大阪市民読書会twitter: @KyotoBookClub 
京都・大阪市民読書会e-mail:japanbookclub@gmail.com
京都・大阪市民読書会blog: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/
過去の課題本: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

ご質問などはメールでお気軽にお問い合わせください。



*本会は異業種交流会や婚活パーティーの類ではないので(それらを否定するつもりはありません)、本を離れて他の参加者のプライベートを詮索することはご遠慮ください。
*読書会内外でいわゆるヘイトスピーチとされる発言をする方の参加はお断りします。国籍や出身地・職業を問わず、誰もが安心して楽しく参加できる読書会にするためです。
*車椅子をご使用の方は参加前にご相談ください。車椅子の方もご参加いただけるよう可能な限り調整します。

京都・大阪市民読書会連絡担当 ゆたか



京都市民読書会が第五十回を迎えましたので、改めてこれまでに取り上げてきた課題本をまとめました。
京都・大阪市民読書会については次の京都新聞の記事を参照してください。
http://kyotobookclub.blog.fc2.com/blog-entry-57.html

京都市民読書会開催履歴

第一回:川上弘美『センセイの鞄』(2011/02/19)
第二回:梨木香歩『家守綺譚』(2011/02/20)
第三回:角田光代『八日目の蝉』(2011/05/21)
第四回:星野智幸『俺俺』(2011/07/24)
第五回:谷崎潤一郎『猫と庄造と二人のをんな』(2011/08/21)
第六回:安部公房『砂の女』(2011/09/25)
第七回:田山花袋『蒲団』(2011/10/22)
第八回:三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』(2011/11/05)
第九回:遠藤周作『沈黙』(2011/12/18)
第十回:川端康成『雪国』(2012/02/05)
第十一回:夏目漱石『草枕』(2012/04/22)
第十二回:小川洋子『薬指の標本・六角形の小部屋』(2012/06/03)
第十三回:石原慎太郎『太陽の季節』(2012/07/08)
第十四回:西村賢太『苦役列車』(2012/08/05)
第十五回:絲山秋子『海の仙人』(2012/09/09)
第十六回:川上未映子『ヘヴン』(2012/10/13)
第十七回:山田詠美『ぼくは勉強ができない』(2012/12/16)
第十八回:堀辰雄『風立ちぬ』(2013/01/13)
第十九回:幸田文『流れる』(2013/02/10)
第二十回:水上勉『櫻守』(2013/03/10)
第二十一回:中勘助『銀の匙』(2013/04/14)
第二十二回:夏目漱石『三四郎』(2013/05/12)
第二十三回:安岡章太郎『海辺の光景』(2013/06/09)
第二十四回:森見登美彦『宵山万華鏡』(2013/07/07)
第二十五回:開高健『輝ける闇』(2013/08/04)
第二十六回:多和田葉子『尼僧とキューピッドの弓』(2013/09/08)
第二十七回:恩田陸『夜のピクニック』(2013/10/13)
第二十八回:小島信夫『抱擁家族』(2013/11/10)
第二十九回:向田邦子『あ・うん』(2013/12/08)
第三十回:中島京子『小さいおうち』(2014/01/14)
第三十一回:宮沢賢治『銀河鉄道の夜』(2014/03/23)
第三十二回:夏目漱石『こころ』(2014/04/20)
第三十三回:徳田秋声『あらくれ』(2014/05/25)
第三十四回:泉鏡花『高野聖』(2014/06/29)
第三十五回:川端康成『眠れる美女』(2014/09/21)
第三十六回:森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』(2014/11/09)
第三十七回:池澤夏樹『スティル・ライフ』(2014/12/14)
第三十八回:アラン・ベネット『やんごとなき読者』(2015/02/01)
第三十九回:アゴタ・クリストフ『悪童日記』(2015/03/01)
第四十回:P・ワイリ&A・ゲニス『亡命ロシア料理』(2015/03/29)
第四十一回:夏目漱石『それから』(2015/04/26)
第四十二回:ジョン・ウィリアムズ『ストーナー』(2015/05/24)
第四十三回:カズオ・イシグロ『忘れられた巨人』(2015/06/28)
第四十四回:谷崎潤一郎『猫と庄造と二人のをんな』(2015/07/26)
第四十五回:大岡昇平『野火』(2015/08/16)
第四十六回:梶井基次郎『檸檬』(2015/08/23)
第四十七回:ケン・リュウ『紙の動物園』(2015/09/13)
第四十八回:森見登美彦『有頂天家族』(2015/09/19)
第四十九回:萩原朔太郎『猫街』(2015/10/11)
第五十回:庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』(2015/11/08)

大阪市民読書会開催履歴

第一回:三島由紀夫『潮騒』(2012/11/11)
第二回:太宰治『津軽』(2012/12/22)
第三回:夏目漱石『坑夫』(2013/01/26)
第四回:円池文子『女坂』(2013/02/23)
第五回:サン=テグジュペリ『人間の土地』(2013/03/24)
第六回:カズオ・イシグロ『日の名残り』(2013/04/21)
第七回:田辺聖子『言い寄る』(2013/05/26)
第八回:北村薫『ひとがた流し』(2013/06/23)
第九回:谷崎潤一郎『痴人の愛』(2013/07/21)
第十回:フランソワーズ・サガン『悲しみよこんにちは』
第十一回:織田作之助『夫婦善哉』(2013/09/29)
第十二回:アゴタ・クリストフ『悪童日記』(2013/10/27)
第十三回:山本文緒『プラナリア』(2013/12/22)
第十四回:ポール・オースター『幽霊たち』(2014/02/02)
第十五回:アルベール・カミュ『異邦人』(2014/03/02)
第十六回:サリンジャー『フラニーとゾーイ』(2014/04/06)
第十七回:エマニュエル・ボーヴ『ぼくのともだち』(2014/05/11)
第十八回:ガルシア=マルケス『エレンディラ』(2014/06/15)
第十九回:トーべ・ヤンソン『誠実な詐欺師』(2014/08/09)
第二十回:ウィリアム・フォークナー『八月の光』(2014/10/05)
第二十一回:岸本佐知子編訳『変愛小説集』(2014/11/23)
第二十二回:西加奈子『通天閣』(2015/02/01)



第44回京都市民読書会の概要が決まりましたのでご案内させていただきます。

今回取り上げる作品は、
谷崎潤一郎『猫と庄三と二人のをんな』(中公文庫)です。

『にゃあ。実は! 谷崎潤一郎の代表作。日本猫文学の極北。』

一匹の猫を中心に、猫を溺愛している愚昧な男、猫に嫉妬し、追い出そうとする女、男への未練から猫を引取って男の心をつなぎとめようとする女の、三者三様の痴態を描く。人間の心に宿る“隷属”への希求を反時代的なヴィジョンとして語り続けた著者が、この作品では、その“隷属”が拒否され、人間が猫のために破滅してゆく姿をのびのびと捉え、ほとんど諷刺画に仕立て上げている。
http://www.shinchosha.co.jp/book/100505/


猫に嫉妬する妻と元妻、そして女より猫がかわいくてたまらない男が繰り広げる軽妙な心理コメディの傑作。安井曾太郎の挿画収載。
https://www.chuko.co.jp/bunko/2013/07/205815.html



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今年の7月30日が谷崎潤一郎の命日にあたり、そして谷崎没後50周年となることを記念して選書しました。
谷崎といえば『春琴抄』か『細雪』がすぐ頭に浮かびますが、今回は谷崎の作品、あるいは「ブンガク」っていうものにあまり触れたことがない人にも親しみやすい作品を選びました。
『春琴抄』は傑作ですが難しい漢字が多くて現代人にはとても読みにくいですし、『細雪』なんて新潮文庫で三巻本の長大さですからね!(しかも『春琴抄』は某読書会さんが今年の初めに京都で読書会を開いたばかりですし。)
猫文学だとか、コメディーだとか、谷崎文学に相応しくないと一見思えるような言葉が上の紹介には並んでいますが、不思議なことに、たしかに谷崎のエッセンスを随所に感じることのできる作品です。
谷崎潤一郎の作品への良い入門になる作品かと思います。

難解な文学論を熱烈に闘わせるような会では(残念ながら)ないので、気楽にご参加下さい。初参加、小説なんて普段読まないという方、大歓迎です!


今回の読書会は参加申込者が多くなる可能性があります。主催者側の判断で読書会までに参加者募集を締め切らせていただく場合もありますので、参加をご検討の方はなるべく早めにお申し込みいただくようお願いいたします。

たくさんの方のご参加をお待ちしております。


日時:7月26日(日)午後2時より(午前の部がある場合は午前10時より)
場所:京都市内
予算:各自の飲食代のみ(場所を貸切にする場合は別途場所代500〜1000円程度いただく可能性があります。高校生以下は場所代不要。)
定員:30〜40名。参加希望者が多くなった場合は、午前にもう一枠設けてそちらでの参加をお願いする場合があります。
参加方法:下記の京都・大阪市民読書会のメールアドレス宛に件名を「谷崎猫小説読書会参加希望」として、次の3点を記してご連絡ください。
①読書会での呼び名(本名orニックーネーム・ハンドルネーム)
②京都府内在住か京都府外在住か
③午前の部に回る可能性があっても構わないかどうか。
(例/①ゆたか②府外在住③午前でも可)

京都・大阪市民読書会twitter: @KyotoBookClub 
京都・大阪市民読書会e-mail:japanbookclub@gmail.com
京都・大阪市民読書会blog: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/
過去の課題本: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

ご質問などはメールでお気軽にお問い合わせください。

【読書会の進め方について】

読書会の初めに自己紹介の時間を設けさせて頂きます。
ごく簡単にでかまいませんので「課題本の全体的な印象」と、もしありましたら「他の参加者に聞いてみたいこと」の二点をお話し下さい。
それを念頭に置いて、参加者全員で気になるところを具体的に取り上げながら作品を辿り直していき、最後にもう一度作品全体についてお話できたらと思います。
部分と全体を循環しながら一冊の本を「共に」読んでいくことは、「一人で」する読書とは違う面白さがあると思います。
作品の声を皆で共に丁寧に聴くことで、同じ作品を共有する他の人の声を聴くことのできる、「耳澄ます場」にしたいと思っています。

初参加の方も京都市民でない方も大歓迎です(毎回初参加の方も京都府外の方も多いです)。年齢も、文学への知識も問いません。
これまでの参加者も学生から主婦、会社員、15歳からから70代までと幅広いので、自分は場違いではないだろうかなどとためらわず気楽にいらっしゃってください。

本が好きな方々と素敵なひとときを過ごせるのを楽しみにしています。


*本会は異業種交流会や婚活パーティーの類ではないので(それらを否定するつもりはありません)、本を離れて他の参加者のプライベートを詮索することはご遠慮ください。
*読書会内外でいわゆるヘイトスピーチとされる発言をする方の参加はお断りします。国籍や出身地・職業を問わず、誰もが安心して楽しく参加できる読書会にするためです。
*参加申込後にキャンセルする場合は必ず連絡していただくようお願いします。会の運営に支障をきたすとこちらが判断する場合、今後の参加をお断りする場合があります。

京都・大阪市民読書会連絡担当 ゆたか


こんばんは。

第22回大阪市民読書会の概要が決まりましたのでご案内させていただきます。
京都市民読書会のアラン・ベネット『やんごとなき読者』読書会(2月1日)の参加者も募集中です。
http://kyotobookclub.blog.fc2.com/blog-entry-44.html

今回取り上げる作品は、今月の15日に西加奈子さんが直木賞を受賞されたことを記念して、
西加奈子『通天閣』(ちくま文庫)を課題本として取り上げたいと思います。

『さくら』で彗星のように華やかなデビューを飾った西加奈子の第4作にあたる長編小説。冬の大阪ミナミの町を舞台にして、若々しく勢いのある文体で、人情の機微がていねいに描かれていく。天性の物語作者ならではの語り口に、最初から最後までグイグイと引き込まれるように読み進み、クライマックスでは深い感動が訪れる。このしょーもない世の中に、救いようのない人生に、ささやかだけど暖かい灯をともす絶望と再生の物語。この作品で第24回織田作之助賞を受賞している。
(文庫裏表紙より)


どうしようもない人々が醸し出す、得体の知れないエネルギーが溢れている大阪ミナミ。社会の底辺でうごめく人々の愚かなる振る舞いや、おかしな言動が町を彩っている。主人公は、夢を失いつつ町工場で働く中年男と恋人に見捨てられそうになりながらスナックで働く若い女。八方ふさがりに見える二人は、周りの喧噪をよそに、さらに追い込まれていく。ところが、冬のある夜、通天閣を舞台に起こった大騒動が二人の運命を変えることに…。
(筑摩書房HPより)


大阪に大変所縁のある作家さんなので京都市民読書会ではなく大阪市民読書会の方ですることにしました。

たくさんの方のご参加をお待ちしております。


日時2月15日(日)午後2時より(午前の部がある場合は午前10時より)
場所:大阪市内のカフェ
予算:各自の飲食代のみ
定員:15名程度。定員を超えても参加をお断りすることは基本的にありません。但し、参加希望者が定員を大幅に超過する場合は、午前にもう一枠設けてそちらでの参加をお願いする場合がありますので調整にご協力ください。
参加方法:下記の京都・大阪市民読書会のメールアドレス宛に件名を「西加奈子読書会参加希望」として、次の三点を記してご連絡ください。
①読書会での呼び名(本名かニックーネーム・ハンドルネーム)
②大阪府内在住か大阪府外在住か
③午前の部に回る可能性があっても構わないかどうか。
(例/①ゆたか②府外在住③午前でも可)

京都・大阪市民読書会twitter: @KyotoBookClub 
京都・大阪市民読書会e-mail:japanbookclub@gmail.com
京都・大阪市民読書会blog: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/
過去の課題本: http://kyotobookclub.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

ご質問などはメールでお気軽にお問い合わせください。

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(前回の読書会の様子。参加者の許可を得て掲載します。)

【読書会の進め方について】

読書会の初めに自己紹介の時間を設けさせて頂きます。
ごく簡単にでかまいませんので「課題本の全体的な印象」と、もしありましたら「他の参加者に聞いてみたいこと」の二点をお話し下さい。
それを念頭に置いて、参加者全員で気になるところを具体的に取り上げながら作品を辿り直していき、最後にもう一度作品全体についてお話できたらと思います。
部分と全体を往復しながら一冊の本を「共に」読んでいくことは、「一人で」する読書とは違う面白さがあると思います。
作品の声を皆で共に丁寧に聴くことで、同じ作品を共有する他の人の声を聴くことのできる、「耳澄ます場」にしたいと思っています。

初参加の方も京都市民でない方も大歓迎です(毎回初参加の方も京都府外の方も多いです)。年齢も問いません。
これまでの参加者も学生から主婦、会社員、15歳からから60代までと幅広いので、自分は場違いではないだろうかなどとためらわず気楽にいらっしゃってください。

本が好きな方々と素敵なひとときを過ごせるのを楽しみにしています。

*本会は異業種交流会や婚活パーティーの類ではないので(それらを否定するつもりはありません)、本を離れて他の参加者のプライベートを詮索することはご遠慮ください。
*読書会内外でいわゆるヘイトスピーチとされる発言をする方の参加はお断りします。国籍や出身地・職業を問わず、誰もが安心して楽しく参加できる読書会にするためです。


京都・大阪市民読書会連絡担当 ゆたか



こんにちは。
第17回大阪市民読書会の概要が決まりましたのでご案内させていただきます。

今回取りあげる作品はエマニュエル・ボーヴ『ぼくのともだち』(渋谷豊訳、白水Uブックス)です。

「孤独がぼくを押し潰す。ともだちが欲しい。本当のともだちが! 」パリ郊外モンルージュ。主人公のヴィクトールは、まるで冴えない孤独で惨めな貧乏青年。誰もが勤めに出ているはずの時間、彼だけはまだアパートの部屋に居残っている。朝寝坊をして、なにもない貧相な部屋でゆっくりと身繕いをし、陽が高くなってから用もないのに街へと出て行く。誰かともだちになれる人を探し求めて……。
職ナシ、家族ナシ、恋人ナシ。「狂騒の時代」とも呼ばれた1920年代のにぎやかなパリの真ん中で、まったく孤立し無為に過ごす青年のとびきり切なくとびきり笑える〈ともだち探し〉は、90年もの時を経て現代日本の読者に驚くほどストレートに響く。かのベケットが「心に沁み入る細部」と讃えたボーヴの筆による、ダメ男小説の金字塔。待望のUブックス化。(Amazon商品説明より)

たくさんの方々とこの作品について語り合えるのを楽しみにしています。

・日時:5月11日(日)午後1時半より

・場所:大阪市内のカフェ

・予算:各自の飲食代のみ

・定員:12名程度
(定員を超えた場合は申し込みを締め切らせて頂くか、午前・午後の二部に分けて開催させて頂きます。そのため、時間調整などをお願いすることがあるかもしれません。ご協力よろしくお願いします)

・参加方法:下記の京都・大阪市民読書会のメールアドレス宛に件名を「ぼくのともだち読書会参加希望」として参加の旨ご連絡ください。

必要事項はお名前だけです。本名でもニックネームでもかまいません。読書会の連絡や当日お呼びするのに都合のいいお名前をお知らせ下さい。(私は本名の下の名前で「ミサ」と名乗っています)

京都・大阪市民読書会twitter: @KyotoBookClub 

京都・大阪市民読書会e-mail:japanbookclub@gmail.com

ご質問などありましたらメールでお気軽にお問い合わせください。

読書会当日は初めに自己紹介の時間を設けさせて頂きますので、そこで「課題本の全体的な印象」と「他の参加者に聞いてみたいこと」の二点をお話し下さい。それを念頭において参加者全員で気になるところを具体的に取り上げながら作品を辿り直していき、最後にもう一度作品全体についてお話できたらと思います。

部分と全体を往復しながら一冊の本を「共に」読んでいく作業は一人で読むこととはまったく違った経験で、そんな風に一冊の本を誰かと共有できるのが読書会の醍醐味だと思います。
本読書会では、本と読書会参加者の「声を聴く」ということを大切にしたいと思っています。

初参加の方も大阪市民でない方も大歓迎です。年齢も問いません。
これまでの参加者も学生から主婦、会社員、15歳からから60代までと幅広いので、自分は場違いではないだろうかなどとためらわず気楽にいらっしゃってください。
読書会後に二次会などは行いません。

本が好きな方々と素敵なひとときを過ごせるのを楽しみにしています。

* 本会は異業種交流会や婚活パーティーの類ではないので(それらを否定するつもりはありません)、本を離れて他の参加者のプライベートを詮索することはご遠慮ください。

大阪市民読書会連絡担当 ミサ